Spybot ってどういうもの?

本ページは Spybot という製品の広告を行うつもりはありません。 あくまで、スパイウェア対策ソフトウェアの一製品を使用し、 どのような対策が行えるかをご紹介するものです。

1. インストール

Spybot は ホームページ からダウンロードできます。
ここではインストールの方法などは紹介しません (そのまま普通にインストールすればよい)。

Spybot を起動すると、ウインドウタイトルに 自己責任で使用してください! と書かれています。 Spybot を使用して何らかの問題が発生しても誰も責任は取れないので、 以下の作業においても、自己責任で行ってください。

2. インストール後

Spybot はインストール直後はメッセージはすべて英語になっています。 まずは、メッセージを日本語に変更しましょう(若干、変なところがありますが)。

Spybot は各国語に対応している。

次に、さまざまな機能を使用するために、高度なモードに切り替えておきましょう。 メニューのモードから 高度なモード を選択します。

操作モードを高度に切り替える。
確認のダイアログが表示されるので [OK] を押す。

3. パターンデータの更新

左のメニューには Spybot-S&D 各種設定 ツール 情報&ライセンス のバーがありますが、 これをクリックすることで、メニューを切り替えることができます。
左の Spybot-S&D のバーをクリックし、右側の アップデータを検索 をクリックします。

自動的に、Spybot のサーバに接続して、更新データがあるかを確認します。 自動的にアップデータの検索が動かない場合は、 マウスで アップデータを検索 をクリックします。

状況によっては時間がかかる場合もあるので、終わるまでしばらく待ちましょう。

4. スパイウェアのスキャン

スパイウェアや設定の問題点をさがして、 それらを対処して健全なPCにしましょう。 左の Spybot-S&D メニューの 検索&修正/削除 をクリックします。 そして表示されたウインドウの スキャン開始 をクリックします。

Spybot は数万パターンのスパイウェアや問題点を知っており、 それらに該当するソフトウェアが存在しないかなどをチェックします。 そのため、スキャンには数分から十数分かかります。

スキャンの結果で、問題点が見つかったら、 その内容をよく確認します。 問題点の中で、対処しないものはチェックボックスを外します。 そして、 問題箇所を修正/削除 をクリックすると、 Spybot は適切に問題点を修正します。 なお、Windows XP の場合、修正前に システムの復元ポイント を作成するため、 時間がかかります。

システムの復元ポイントは Windows Me と Windows XP の機能で、 システムに関するあらゆる設定の変更を保存するものです。 変更後になんらかの問題があった場合、 [スタートメニュー]→[アクセサリ]→[システムツール]→[システムの復元] を起動することで、前の状態に戻すことができます。

すべての対応が終わると、以下のように処理結果が表示されます。

5. 免疫

Spybot による免疫とは、 ActiveX プラグインを勝手に変更されないようにする防御策を施すものです。 本文でも説明しましたが、悪意のあるホームページをアクセスするなどによって、 勝手にプラグインをインストールされたり、変更されてしまったりします。 Spybot はこの ActiveX プラグインを不正に変更できないような処置を施します。 左の Spybot-S&D メニューの Immuzise - 免疫 をクリックします。 クリックすると自動的に ActiveX プラグインを調査して、 問題がある部分を指摘します。

表示されたメッセージをよく読み、 上の「免疫化」をクリックすると、ActiveX プラグインに免疫を施します。

6. ツール

Spybot はさまざまなツールを内蔵しています。 左メニューで ツール をクリックします。 ちなみに、ここに現れるツールは右のアイコン群のチェックボックスが付いているものだけが現れています。


以下に、代表的なツールについて説明します。

6.1 システム内部の問題箇所

左メニューの システム内部の問題箇所 をクリックすると、 Windows の設定データベースである レジストリ(Registory) に問題がないかをチェックしてくれます。 レジストリは Windows が動作するためのさまざまな設定と、 インストールされている各種ソフトウェアの設定がごちゃまぜに入っています。 たとえば、フリーソフトなどを動作させると、 その動作したときの設定がレジストリに保存されることがあります。 しかし、そのフリーソフトを使わなくなってアンインストールした後も、 場合にとってはその設定がゴミとしてレジストリに残ってしまう場合があります。 Spybot はレジストリ内の、そういったゴミのデータを探し出してくれます。 探し出すためには、右の画面の スキャン をクリックします。

指摘された問題箇所の内容をよく確認して、 修正するものだけチェックボックスを残し 選択した問題箇所を修正 をクリックします。

指摘される問題箇所は、 実は Windows が動作するときに必要な設定も入っている可能性があります。 したがって、修正をする場合は、確実に これはおかしい (たとえば、明らかにもうアンインストールしてしまったソフトウェアの設定など) ものだけを選択して修正するようにしましょう。

6.2 システムスタートアップ

左メニューの システムスタートアップ をクリックすると、 Windows が起動したときや、ユーザがログオンしたときに、 自動的に起動されるソフトウェアの一覧が表示されます。

スタートメニューのスタートアップに、 常駐ソフトウェアやメーラ、スケジューラなど、 さまざまなソフトウェアのショートカットを登録している人は多いと思います。 ここに登録しておくと、 ログオンしたときに、自動的に登録したソフトウェアが起動します。
しかし、ここに登録されていないのに、 勝手に動いているソフトウェアがあるのをご存知ですか? たとえば、ウイルス対策ソフトウェアなどは、 スタートアップに登録されていなくても、自動的に起動されています。 これは、上記で説明した レジストリ 内の自動起動項目に登録されているからです。 通常、この項目を操作するには、 レジストリエディタというツールを使って操作しますが、 高度な Windows に対する知識を必要とします。 このツールでは、比較的容易にこのレジストリの項目も操作できます。

とはいえ、表示されるリストそれぞれに説明文があるわけではないので、 どれがどのソフトウェアか判断するには難しいかもしれません。 明らかにこれはおかしいとか、このソフトウェアは不要だ、 と判断できる登録だけ操作するとよいでしょう。

6.3 アンインストール情報

アンインストール情報とは、コントロールパネルの プログラムの追加と削除 のエントリを指します。

このプログラムの追加と削除では、 そのコンピュータにインストールされているソフトウェアの一覧が表示されています。 そのソフトウェアが不要になれば、この一覧からアンインストールすることができます。
しかし、ときたま、アンインストールしたはずなのに、 この一覧に残っているソフトウェアがあったりします。 そういった場合に、 Spybot の左メニューの アンインストール情報 をクリックすると、 この一覧を操作することができます。

6.4 Resident - 常駐保護

Spybot は起動して、スキャンをしないとスパイウェアや問題点がチェックできません。 したがって、定期的にスキャンをすることは避けられません。
この手間を若干、省いてくれるのが、 Spybot の左メニューの Resident - 常駐保護 です。

ここで表示される画面には2つの常駐が設定できます。

これをそれぞれ有効にすると、Spybot はタスクバーに常駐し、 これらの操作が行われないように監視します。


システムの変更などで Spybot の監視に引っかかった場合は、

このようなメッセージが表示されます。 Allow change ボタンクリックするとその処理は続行されますが、 不正な処理と判断できたときは Deny change ボタンをクリックすれば変更を防御することができます。 また、 Remember this decision のチェックボタンをチェックしてから Allow change ボタンを押すと、 以降、同じ ActiveX の変更はチェックしなくなります。
このように、Spybot を常駐させることで、 かなりの不正なダウンロードや設定変更を防ぐことができます。
Spybot を常駐させると、その分、パソコンは遅くなります。 CPU パワーがあまっているパソコンでは常駐させたほうがよいでしょう。
また、さまざまな処理をブロックされるため、 ソフトウェアのインストール時には、結構うるさくメッセージが表示され、 いちいち承認していかないといけないので、 うざったく感じるかもしれません。 しかし、その効果と安心感は絶大です。

7. 最後に

ここまでやれば、スパイウェアに対してかなりの耐性を持つことができます。 常駐しない場合は、定期的に Spybot を起動して、 ご自分のパソコンにスパイウェアが侵入していないか確認してください。