現在、一般的に個人用の
ルータ(Router)と呼ばれているものは、
ブロードバンドルータ(Broadband Router)というものです。
このブロードバンドルータは、
FTTH(Fiber to the Home:光回線)
や
ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)
などの接続も、ルータの電源を入れれば勝手に行ってくれる機能を持っているものです。
そのため、ブロードバンドルータを利用すると、
プロバイダへの接続が専用のソフトウェアをパソコンにインストールして、
手作業でいちいち行う必要がなくなります。
ルータの電源さえ入れっぱなしにしておけば、
プロバイダへの接続を常に保ってくれます
(なんらかの障害で接続が切れても自動的につなぎなおしてくれます)。
ですから、
ルータにつながったパソコンを起動すれば、
すぐにインターネットにアクセスできる
という便利な環境を手に入れることができます。
また、ルータの本来の機能として、
1つの回線(プロバイダの接続)に複数のパソコンを接続し、
それぞれがインターネットにアクセスすることができます。

ここで、登場するルータの機能が
NAT(Network Address Transfer)
やIPマスカレード(IP masquerade)
と呼ばれるものです(基本的な原理は同じようなものです)。
これは、ルータに複数のパソコンを接続したとき、
インターネット側からは1台のパソコン(実体はルータ)にしか見えないようにする仕組みです。
このとき、ルータにつながった複数のパソコンには、
プライベートアドレス(Private Address)
と呼ばれる番号が振られます。
この番号は外部(インターネット側)から知ることができないため、
ルータをこれを利用して、ルータ上にファイアーウォールが形成されます。

では、ルータという機械でファイアーウォールが形成されるので、
パソコンにファイアーウォールソフトは不要か、というとそうではありません。




最近のルータには、複数のネットワークケーブルをつなげるようになっているものが多いです。
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筆者が使用しているルータの背面。 4台のパソコンが接続できる。 |
この機能は家庭でルータを使用する場合はとても便利なのですが、
これが
会社のフロアなどでの DHCP の使用は十分な注意が必要です。
会社のネットワークで DHCP が有効になっている場合、
パソコンをネットワークに接続して電源を入れるだけで、
すぐに使用可能な状態になるため、
ノートパソコンなどは接続する場所を選ばずに使用できます。
しかし、一般の会社には多くの人が出入りするため、
情報を盗み出そうとする人が、
一般のフロアに潜り込んでもすぐには見つかりにくい状況にあります。
潜り込んで、ノートパソコンを空いているネットワークの口にネットワークにつないでしまうと、
潜り込んだ部外者が、
あっという間に社員と同じ正式な接続を取得することができてしまいます。
ですから、会社などのネットワークでは、