ウイルス対策ソフトウェア(Anti-Virus Software)は、
現在、専門メーカの製品をはじめ、さまざまなソフトウェアが発売されています。
ウイルス対策ソフトウェアの基本的な機能は以下のようなものです。




ただし、ウイルス対策ソフトウェアは
常に常駐して動作をさせなければ意味がありません。
感染してから動かしても、もう手遅れです。
ハードディスクの大容量化が進んでいる昨今、 ウイルスが広大なハードディスクのどこかに感染してしまっていても、 それをアクセスしないうちは常駐しているウイルス対策ソフトは見つけることができません。 そのようなウイルスを発見するには、 上記で説明した ハードディスクスキャン(ハードディスク全体を調べる) という機能を使用する必要があります。 しかし、この機能を始動させると、 ウイルス対策ソフトウェアはハードディスクの隅から隅まで調べようとするため、 ハードディスクへのアクセスが増大し、 コンピュータが非常に遅くなります。 そのため、この機能はしょっちゅう動かすわけにはいきません。
一般的なウイルス対策ソフトウェアには、
この機能を動作させるスケジュールを設定することができるようになっています。
ユーザはこの機能を使用して、週に1度など定期的に実行する必要があります。
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ウイルス対策ソフトウェアはハードディスクのスキャンを スケジュールすることができます。 |
通常の使用であっても、
常駐しているウイルス対策ソフトウェアは、
常にファイルの読み書きや、
通信を監視しているため、
ハードディスクのアクセスを頻繁に行うソフトウェアを動作させたときなどは、
目に見えて遅く感じることがあります。
これがウイルス対策ソフトウェアの最大のデメリットです。
ウイルス対策ソフトウェアメーカ側は、このようなクレームに対して、
コンピュータが遅くなるようであれば、 ウイルス対策ソフトウェアが監視するファイルの対象を、 「全ファイル」から (ウイルスが感染しやすい)特定のファイル に変更してください。と指示しているところもあります。 ウイルスが感染しやすい特定のファイルというのは、 プログラムファイルや文書ファイル (文書ファイルの中には マクロ と呼ばれるプログラムを含む文書があり、 そのマクロに感染するウイルスも多数あります) などを指します。 このようにプログラムとして動作してしまうものだけに限定して、 スキャンの負荷を減らしてはどうか、という提案です。
負荷を減らすなら、
この設定にしろ、と言われるが・・・
この提案は絶対に受け入れてはいけません。この先、どのような種類のファイルに感染してしまうウイルスが登場するかはわかりません。 たとえば、 つい最近まで安全と見られていた画像ファイルにまで ウイルスが感染する ようになってしまっています。 常にすべてのファイルをスキャン対象にするように設定すべきです。
もし、どうしても遅く感じてしまうのであれば、
速いパソコンに買い換える
ということを検討したほうがよいでしょう。
これは冗談ではありません。
高度化されたウイルスに対抗するには、
こちらも、いつまでも古い遅いコンピュータでは勝ち目がないのです。
インターネットという世界規模の情報サービスを安全に利用していくには、
ある程度の投資が必要であることを認識してください。
最新のコンピュータでも十分に高速な
バリューモデル(廉価版モデル)
であれば数万円で手に入ります。
それを惜しんで、結局、他人に迷惑をかけたり、
情報漏えいで会社の信用を落としてしまっては後悔先に立たずです。
どうしても、買い替えなどの余裕がない場合は、
たとえウイルス対策ソフトウェアによって動作が遅くなっても、
仕方のないものだと認識して使用してください。
パソコンの動作が遅いからと、
ウイルス対策ソフトウェアを停止するようなことだけはしないようにしてください。
市販のウイルス対策ソフトウェアは、 上記の基本的な機能は確実に備えています。 したがって、基本的には どのメーカの対策ソフトウェアを導入しても問題はありません。 となると、選択のポイントがわからなくなるかと思います。 以下に簡単に選択の目安を示します。
ウイルス対策ソフトウェアには契約しているプロバイダが提供しているものもあります。


国内で販売されている市販のウイルス対策ソフトウェアで、 メジャーなものを以下に挙げます。
ウイルス対策ソフトウェアは、 新種のウイルスが発見されるたびに、 新しいパターンファイルを作り続けなければならない、 ということで、通常のソフトウェアと異なり、 メーカ側に高い維持費がかかります。 そのため、ウイルス対策ソフトウェアは、 年間ライセンスのように利用するユーザ側も負担をするような販売形式になっているわけです。
しかし、そんな中、ウイルス対策ソフトウェアにも
フリーソフトウェア(無料ソフトウェア)があります。