5.5 スパイウェア

メモリカード・USB メモリ 目次 情報漏えいのまとめ

スパイウェア(Spyware) とは、あなたのコンピュータに侵入して、 あなたがどのようにコンピュータを使っているかを活動を記録したり、 入力したパスワードを記録したりする悪意のあるソフトウェアです。

たとえば、あなたがどのホームページを見たかという情報、 どういうユーザ名を使っているか、 パスワードはどういうものを使っているか、 受信したり送信したメールからメールアドレスを抽出したり、 メーラのアドレス帳からメールアドレスなどを収集したりします。

そして、収集したあなたの情報は悪意のある人のコンピュータへ送信されます。

その情報によって、あなたのコンピュータを乗っ取ったり、 あなたになりすましたり、 あなたから収集したメールアドレスを転売したり、 あなたやあなたの知り合いに迷惑メールやウイルスメールを送信したりします。

スパイウェアはインストールされてしまうと、 外部からの侵入に備えている ファイアーウォールは無意味 ですし、 ウイルスではないため、 ウイルス対策ソフトウェアでも発見できません。 また、インストールされた後のスパイウェアはコンピュータからは普通のプログラムと区別が付かないため、 セキュリティパッチも役に立ちません。


スパイウェアに対しては 専用の対策ソフトウェア(Anti-Spyware Software) があります。 対策ソフトウェアはさまざまなタイプのスパイウェアを知っており、 コンピュータのハードディスクを検査し、 スパイウェアを見つけた場合は適切に削除します。

スパイウェア対策ソフトウェアがスパイウェアを探し出す。

他にも、専用の 個人情報保護ソフトウェア をインストールすると、 パソコンから外部(インタネット)への通信を監視し、 個人情報が漏洩する通信を制御し、 問題があればその通信を送信前にブロックすることができます。

一部の高機能なファイアーウォールソフトウェア にも同様の機能を持っているものがあります。 つまり、高機能なファイアーウォールソフトウェアは、 外部からの攻撃通信をブロックすると共に、 内部からの情報漏えい通信もブロックすることができるわけです。

ただし、上記の個人情報保護ソフトウェアも、 ファイアーウォールソフトウェアも、 スパイウェアを駆除するわけではないので、 根本的な解決にはならないことに留意してください。

メモリカード・USB メモリ 目次 情報漏えいのまとめ