5.2 メールの暗号化

ノートパソコン 目次 通信の暗号化

まず、最初に認識して欲しいのは

電子メールは盗聴(盗み見)できる
ということです。

電子メールはあなたのパソコンから、直接、 送信先のパソコンへ届けられるわけではありません 送信側、受信側、それぞれが使用している メールサーバ(Mail Server) が間に入っています。


場合によっては、メールサーバ間にさらに、 メールを中継するサーバ が入っていることもあります。 メールを中継するサーバはまったくあなたに関係のない他社、 もしくは他団体であったりするかもしれません。 そして、それらのメールサーバや中継サーバの 管理者(Administrator)は、 技術的には、配送しているメールの中身を見ることができます。 つまり、そのメールサーバの管理者のモラルにかかっているわけです (実際のところ、企業などでは社会的な責任がありますので、 そう簡単に盗聴を許すわけはないのですが)。

このように、メールに関しては実際には 盗聴されているかもしれない という前提で送信すべきでしょう。
したがって、 クレジットカード番号 などの重要な情報に関しては、 そもそも、メールでのやりとりをしないようにするか、 メール自体を暗号化して、 第三者には読めないようにする必要があります。


メールを暗号化するには、メーラ (Mailer : メールを送受信する Outlook Express などのソフトウェア) が暗号化に対応していなければなりません。 メールの暗号化方式としては

などの方式があります。 どれも 公開鍵方式 と呼ばれる暗号化で、現状では容易には解読できない方式です。 なお、メーラで上記のどれが使用できるかは異なります (上記の複数を使用できるメーラもあります)。 また、暗号化されたメールを受け取る側も、 暗号化されたメールを 復号(元に戻す) するには、 同じ暗号化方式を装備したメーラでなければなりません。
これらの方式の説明は 「その他の対策ソフトウェア」 で行います。

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