電子メール(E-Mail) は、一度、あなたが使用し始めたら間違いなく、
あなたが知らないうちに、 他人にあなたのメールアドレスが知られてしまっているという事実を頭に入れておきましょう。 他人にメールアドレスを知られないようにするには、 メールを使わないようにするしかありません (それでは本末転倒ですね)。
他人にメールアドレスが知られてしまう方法はさまざまです。
ホームページ(Home Page)
にあなたのメールアドレスを書けば、
確実に
ダイレクトメール(Direct Mail)
やウイルスメール目的で、
メールアドレスを収集している人や業者の収集対象になります。
また、あなたが友人や会社の同僚に送ったメールが別の人へ転送されて、
他人へ知れてしまうかもしれません。
さらには、その人のコンピュータがウイルスに感染していたり、
スパイウェアに感染していたりすれば、
あなたが友人に送ったメールは、
ウイルスやスパイウェアが行うメールアドレスの収集活動の対象になります。
さらには、ダイレクトメール業者は、
a@○○○.△△△.ne.jpのように総当りでメールアドレスを作って送信されれば、 その中にあなたのメールアドレスが含まれているかもしれません。
b@○○○.△△△.ne.jp
c@○○○.△△△.ne.jp
:
zzzzzzzz@○○○.△△△.ne.jp
電子メールを使い始めると、 必ず1度は、あなたは知らない人からのメールを受け取ることになるでしょう。 ここでは、そういったメールを受け取った場合の行動や、 あなた自身が作成するメールについての対策について説明します。
知らない人からのメールを受け取った場合、
これ以上ダイレクトメールを受け取りたくない場合は、のような言葉が書いてあります。 しかし、
このメールアドレスへ「送信停止」と書いたメールを送ってください。
決してこの文句にしたがって、メールを返信してはいけません。メールを返信されると、 適当に送信したメールアドレスの中に、 あなたのメールアドレスが実際に存在することがダイレクトメール業者に知れてしまいます。 つまり、返信をすると、 余計にあなたのメールアドレスにダイレクトメールが 殺到 することになります。 ダイレクトメールは 何もせずにそのまま削除しましょう。
何も考えずにクリックしないようにすることをしっかり頭に叩き込んでください。
メールの添付ファイルは安易にクリックしない
チェーンメールを受け取ったらそのまま捨てるこれが重要です。
メールを作成する場合、




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そのまま転送する場合(左)は、転送先でしかメールは読めない。 コピーを転送する場合(右)は、転送元と転送先で同じメール読める。 |
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コピーの転送している場合、 転送先メールアドレスを間違えて転送先でエラーが発生すると、 エラーメールはあなたには返ってこない。 |
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誤った転送先のメールアドレスがたまたま存在すると、 あなたへ送られるメールが他人に読まれてしまう。 |
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お互いに転送するような設定をしてしまうと、 メールがずっと2つのメールアドレスを転送し続ける。 |
Outbound Port 25 Block、通称 OP25B というものが最近、一部プロバイダで実施されています。
最近では、spam メールなどが、ウイルスに感染した一般のパソコンから送信されていることが多くなっています。 このようなパソコンは、ウイルスによって大量のメールを送信するため、 プロバイダでは、メールサーバでその大量送信を発見することで、 spam メールが送信されることをある程度防いできました。
しかし、ウイルス作成者はウイルス自体にメールサーバの機能を実装し、
プロバイダのメールサーバを使わず、直接、パソコンから spam メールを送信するようになってきました。

今までのウイルスはメールサーバを介してspamメールを送信していたが(青い矢印)
最近はウイルス自体が直接spamメールを送信するようになった(赤い矢印)
このようにされると、メールサーバではspam送信を抑制できませんし、
勝手な送信者(偽者の送信者)を騙ってspamメールを送信することも可能になってしまいます。
このため、プロバイダなどでは、これらのspamメールも封じ込めるために
Outbound Port 25 Blockという仕組みを取り入れるところが増えてきました。 25番ポート(Port 25)というのは、メール送信で使われる SMTP 通信が行われるポート番号です。 プロバイダに属するパソコンの、このポートの利用を一部制限してしまおうというものです。 具体的には、上記のような直接、外部に対するメール送信をできないようにしてしまうものです。

「なんだ、何も問題ないし、とってもいいことじゃないか」
と思われるかもしれません。
確かに、OP25B は spam メールについては、それなりの効果が望めます。
しかし、やはり、セキュリティを強化した、ということは何かしらのデメリットもあるわけです。

もし、どうしても OP25B を実施しているプロバイダから、 外部のメールサーバを利用したい場合は、 サブミッションポート(Submission Port)というものを利用します。 これは、25番ポートではなく別の番号で制限のかかっていない587番ポートを利用することです。 そしてそのメール送信専用の587番ポートで SMTP Auth(SMTP 認証) してメール送信します。

メールアドレスはあなたの財産です。
メールアドレスは関係のない他人に知られないことが大切です。
しかし、インターネットでのか活動上、
あなたのメールアドレスが知られてしまう機会や、
また、あなたのメールアドレスを通知しなければならない機会が少なくありません。
そこで、1つの対策として、
捨ててもよいメールアドレスを1つ持つというのもよいでしょう。 捨ててもよいメールアドレスは無料のアドレスなどを使用します。
大事な友人にはメインで使用しているメールアドレスを教え、
ネット通販や何かのユーザ登録などは、捨ててもよいメールアドレスで登録します。
もちろん、捨ててもよいメールアドレスに届くメールはメインのメールアドレスに転送しておきます。
これによって、捨ててもよいメールアドレスにダイレクトメールが大量に届くようになったら、
そのメールアドレスを廃棄してしまえばよいのです。
もともと、どうでもよい相手に教えているメールアドレスなので、
廃棄してもあなたに大きな影響はありません。
ただし、メーリングリスト(Mailing List)
などに廃棄するメールアドレスを登録していると、
そのメーリングリスト上で配信エラーが発生してしまうので、
大事なメーリングリストの場合は、
廃棄する前に、配信先を新しいメールアドレスへ変更しておきましょう。