3.1 ウイルス対策ソフトウェア

対策(基本編) 目次 セキュリティパッチ

コンピュータウイルスは、電子メールをはじめ、 共有フォルダ、ホームページ、セキュリティホールなど、 いろいろな方法であなたのコンピュータに感染しようとします。
これらの感染を検知したり、 メールやハードディスク上のウイルスファイルを探し出したり、 見つけたウイルスを削除したりして、 コンピュータをウイルスの感染から守るのが ウイルス対策ソフトウェア(Anti-Virus Software) です。

ウイルス対策ソフトウェアは、通常、製造者(メーカなど) が常にインターネット上に蔓延しているウイルスを調査・解析し、 そのウイルスの行動や、ウイルスファイルのパターンを見つけ出しています。 その情報はウイルス対策ソフトウェアに定期的に通知され、 新しく見つかったウイルスを発見することができるようになります。 このウイルスの情報をパターンデータ (メーカによってパターンファイルなど呼び方は異なります) と呼びます。 ウイルス対策ソフトウェアを導入したら、 常にパターンデータを最新に保つ必要があります。

ウイルスの情報は定期的にダウンロードし、
パターンデータは常に最新の情報に保ちましょう。

常時接続しているコンピュータは 最低1日1回、 また、たまにしか動かさないコンピュータは、 起動したとき に最新のパターンファイルを更新するように、 ウイルス対策ソフトウェアに対して適切な設定をしておく必要があります。


複数のコンピュータを持っている人、 会社など多くのコンピュータがネットワークで接続されている環境では、 ウイルス対策ソフトウェアはすべてのコンピュータに導入する必要があります。
通常、Windows などでは、同じネットワーク(LAN : Local Area Network)内のコンピュータは、 外部のコンピュータより信頼されており、その分、 セキュリティが甘くなっています。 もし、ウイルス対策ソフトウェアを導入していないコンピュータにウイルスが感染した場合、 その LAN 内の(ウイルス対策ソフトウェアを導入している) コンピュータにも感染してしまう可能性が高まってしまいます。

たった1台対策を忘れるだけで、
ウイルス対策済みの他のパソコンにも感染してしまう場合がある

「LAN 内も外部と同じようにセキュリティを高めればいいじゃないか」 と思われるかもしれませんが、 セキュリティを高めると、必然的に不便になっていきます。
いちいちパスワードを入力しなければならないとか、 フォルダの共有ができないとか、日常の作業に支障が出てきます。 したがって、自分の管理を行き届かせることができる LAN 内は作業効率上、 セキュリティを緩くせざるを得ません。 その代償として、 各コンピュータは漏れなくしっかり管理する、 つまり、ウイルス対策ソフトウェアは各コンピュータでちゃんと導入する、 という管理が重要になります。

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